玄関ホールから扉を開けると、奥まで続くメイン動線の廊下。
写真右手にダイニング部分が広がる。
通路部分は天井高さを上げる事で、開放性をもたせ単調な空間にメリハリをつける。
平屋建ての場合は天井高さを自由に設定可能。
メイン廊下の床はカーペット敷き仕上げ。
フローリング、タイルに比べて、ひんやり感も少なく足への負担軽減もある。
今回は、下地にハイクッション材を入れたことでよりふかふか感が増す。
南北に大きく開口部を設け、採光・通風を確保した事で日中は常に安定した明るい空間に。
サッシはW=3.400mm、H=1,800~2,000mm程度。
開口部(窓)の先にはデッキと周囲からの視線を遮る、板金仕上げの塀。
デッキ空間を広くとった事で塀の圧迫感もなく、光が室内へと入り込む。
また廊下の天井高を上げたことで、高窓からの採光も確保している。
デッキは木を採用した事から、3~5年の間隔で木材保護塗料を塗布している。
今では、エクステリアの人口木デッキが発売されているのでそちらであれば
メンテナンスフリー。
ダイニング部分は小上がり畳にし、通路部分とダイニング部分を段差で空間を区切る。
・既製品のTVカウンター。
・造作オーダーテーブル(W:3300mm×D:950mm)
テーブルは両サイドを両端固定とし、脚を使わない構造としている。
宙に浮いたテーブルを連想。
このサイズのテーブルになると、一般家具屋等ではとても高価な為、
やり方を工夫し大幅にコストダウンを図る。
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